東南アジア最大のECプラットフォーム【Shopee】とは?出店登録の手順も紹介

スマートフォンの普及やインターネットユーザーの普及率が上がり続けている東南アジアで、急激な成長をとげているサイトがあります。東南アジアでアプリダウンロード数1位を獲得するほど爆発的人気のECプラットフォーム「Shopee(ショッピー)」です。日本ではまだ展開されていないECモールなので聞き慣れないサイトではありますが、拡大する市場に目が離せないECサイトです。

シンガポールでサービスを開始してからわずか数年で7カ国まで展開しているShopeeですが、どんな魅力があるのか人気の秘密に迫ります。

具体的には、

  • Shopeeとは?
  • Shopeeで人気の商品・販売できる商品・販売できない商品
  • Shopeeの魅力とは
  • Shopeeへ出店・販売までの方法

について徹底解説していきます。

6億人以上にリーチが可能なECプラットフォームShopeeで、越境ECビジネスの展開をしていきましょう。

Shopee(ショッピー)とは?

近年東南アジアでのECモールが盛り上がりを見せていますが、その中でも急激な拡大成長を続けている越境ECサイトのShopee(ショッピー)が大人気です。Shopeeとはどんなサイトなのか詳しく紹介していきます。

3年間で流通総額が70倍にも増加したShopee

東南アジアで人気のECサイトは「Lazada(ラザダ)」や「Tokopedia(トコペディア)」などがありますが、アプリダウンロード数第1位を獲得した「Shopee(ショッピー)」が東南アジア最大のショッピングモールとして注目をあびています。Shopee がサービスを開始した2015年当初は、C2Cをターゲットとし販売・閲覧・購入ができるモバイルを中心としたフリマアプリでしたが、現在はC2C+B2Bのハイブリットモデルとして東南アジアで主要なモバイル越境ECプラットフォームとして移行しました。

Shopeeの親会社であるSeaグループ(旧称Garena)はShopeeの他にもデジタル金融サービス事業や、モバイルゲームやPCオンラインゲームのデジタルエンターテイメントサービスを提供しています。Seaグループは越境ECプラットフォームが2015年に立ち上げられた後に2017年にはアメリカNASDAQに上場し、東南アジア初10億ドル超えの市場価値を生んだオンラインサービス事業で今なお大きく成長し続けています。

Shopeeのライバル企業との差別化 

Shopeeがサービスを開始したのは2015年ですが、それ以前は現在競合サイトであるLazadaやTokopediaがECサイトのトップを走っていました。後からの参入になったShopeeが差別化を図るためのビジネス戦略には、「Shopee Guarantee(ショッピー ギャランティー)」という機能が追加されたことによります。Shopee Guaranteeの機能は、Shopeeの購入者(ユーザー)が購入商品を受け取るまで販売事業者への支払いを一時的に保留にすることです。この機能によって不正な取引や買い手と売り手の安全性を維持する役目になっています。

Shopee(ショッピー)が展開する7つの国

Shopeeはシンガポールから始まったECモールですが、現在展開している国はシンガポールに加え「台湾・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン」の東南アジア7カ国・6億人に販売することができます。

出店する際には販売国の制限があります。日本企業がShopeeを利用して販売する際は、現段階ではシンガポールと台湾のみになっています。その他の国には販売することがまだ許されていませんが、既に現地法人を構えている企業は現地店舗として出店でき、また複数国に同時展開も可能です。

Shopeeでは現在、日本国内での展開も予定し出展者を募集しているため、1~2年以内にアジア8カ国目の展開ができるとされています。その場合日本国内だけのECモールではなく他国に輸出可能な越境ECにもなるため、人気が高い日本製品の需要によりShopeeはさらに注目度を増していくことでしょう。

人気有名人の起用したプロモーション

Shopeeを多くの人に周知しサイトの利用を促すため展開国のプロモーション方法は、テレビ・SNS・電車車両内・ビルの広告など至る所で広告が掲載されています。特に若者世代が多い東南アジアで広告を広げるために、FacebookやInstagramなどのSNSプロモーションが目立っています。

さらに国民的スターやインフルエンサーを起用したブランディングが顧客の獲得に繋がっています。CM出演者には人気女優と俳優のコンビがShopeeについてクイズ形式にしながらユーザーへ宣伝していたり、セリエAのクリスティアーノ・ロナウド選手がダンス、韓国ガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)によるミュージックビデオのようなプロモーションによって若い世代をターゲットにしたブランディングを行っています。芸能人や有名人と提携するとともに彼らのグッズ独占販売権契約を結ぶことから、コアなファンにも届くような戦略が考えられています。その他にもインフルエンサーによるSNSマーケティングも利用率が伸びている要因です。

Shopee(ショッピー)で人気の商品・販売できる商品・販売できない商品

Shopeeではどんな商品が人気なのでしょうか。またサイト内で販売できる商品や、販売出来ない商品についても紹介していきます。

Shopeeで人気の商品

販売国によっては人気の商品や販売できない商品は異なりますが、Shopee全体で人気の商品は以下の通りです。販売する商品選びの参考にしてみてください。

コスメ・美容・健康
香水/美容器具/スキンケア用品/健康食品
家電用品
ゲーム関連/生活家電/キッチン家電/ヒーター
家庭用品
日用品/浄水器/空気清浄機/キッチン用品
子供用品・おもちゃ
フィギュア/ポケモン関連商品/ベビーファッション/乳児・育児用品
その他
中古品/ブランド品/ホビー/時計/食べ物/季節限定品・限定品/民芸品/雑貨

家電用品などの電化製品はタイや台湾で人気があり、食べ物のカテゴリーではシンガポールで特に人気があります。上記カテゴリー関連を取り扱っている事業者は、是非Shopeeへの出店を検討をしてみてはいかがでしょうか。

Shopee(ショッピー)で販売可能な商品

Shopeeでは数多くの販売可能ジャンルがあります。ターゲット国の文化や国民性を理解した上で販売商品を選ぶことが大切です。

(1)アパレル服、靴、帽子、アクセサリー
(2)携帯電話
(3)日用家電
(4)ノートパソコン、コンピューター関連
(5)カメラ
(6)ホーム・リビング用品
(7)スポーツ用品
(8)メイク・コスメ
(9)美容グッズ
(10)健康・パーソナルケアグッズ
(11)子供用品・おもちゃ
(11)日用品
(11)食料品
(11)ペットフード、ペットグッズ

Shopee(ショッピー)で販売不可能な商品

Shopeeでの販売不禁止アイテムを紹介します。国によっても販売や輸入不可能なアイテムがあるので、各国の法律や規制に合わせて販売商品を選んでいきましょう。

  • 模擬銃、軍事用品、警察用品、危険な武器類
  • 可燃性および爆発性の有毒化学物質、薬物
  • 反動的およびその他の破壊的な情報
  • ポルノ、下品、媚薬製品、ポルノ、わいせつ品、ポルノ広告、性的サービス
  • 個人の安全とプライバシーに関与するもの
  • 薬物および医療機器
  • 違法なサービス、チケット
  • 動物と植物、動物と植物の器官、および動物の狩猟道具
  • ソフトウェア、ツール、または機器の違法な取得と違法な使用を伴うもの
  • 国の行政規制に違反する商品、または許可なく取引に適さない商品
  • 仮想カテゴリー(オンラインでのゲーム・通貨・宝くじ・サービス)

Shopee(ショッピー)の魅力とは

ユーザー数も総売上も急上昇のShopeeの魅力とはどんなところにあるのでしょうか。

驚異のアプリDL数

https://true-global-ec.com/shopee/

Shopeeのアプリ総ダウンロード数は6カ国で1億以上にもなり、東南アジアでNO.1を獲得しているECモールです。2018年の段階では台湾・マレーシア・タイ・ベトナム・インドネシアの5つの国で、アプリのダウンロード数1位になっています。マレーシア・タイ・ベトナムで第2位にランクインしたLazadaは2011年にサービスを開始しましたが、たった数年でShopeeに先を越されるほど強い支持があります。

一日あたりの注文数・流通額

Shopeen1日当たりの注文数はサービス開始時と現在を比べると、80倍を超えた140万件以上の驚異の数値です。また売上(GMV)はサービス開始をして1年たった2016年の18億USドルから、2018年は70倍以上の103億USドル(約1兆円)を達成しています。2020年は2兆円規模を予測し、急激な成長し競合ECサイトとの差が大きく開いてくるでしょう。 

参考:世界経済のネタ帳
https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=ICTS&d=INTERNET&c1=IN&c2=ID&c3=SG&c4=TH&c5=MY&c6=VN&s=1980&e=2014

これほど大きな成長率を見せた要因には、若い世代が多い東南アジアGDPの成長率とモバイル普及率の成長です。東南アジアの人口は6億人を超え、そのうち3.5億人以上がインターネットユーザーです。インターネットユーザーの約90%はスマートフォンやタブレット端末のモバイル利用者なので、モバイルユーザーやインターネット環境が増えることによってEC市場も拡大していくことになります。

手数料無料で利用できる

Shopeeの大きな特徴は、販売手数料とリスティング手数料が無料であることです。固定費や変動費がかからないことから、セラーはリスクを抑えながら東南アジア市場で越境ECの販売が可能になるのはとても魅力的です。

多言語対応

対応言語は「英語・中国語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語」でカスタマイズされており、販売者・購入者ともに対応国に合わせたさまざまな言語でShopeeを利用できます。

安心安全の運送対策

販売国によって金額に変動はありますが、購入者が支払う送料は一律料金となっています。また販売事業者から購入者まで早く安全に届ける運送対策をとっています。

Shopeeへ出店・販売までの方法

ShopeeではEC販売する事業者を「セラー」と呼び、Shopeeセラーになるためには出品登録から実際に販売するまでにいくつかの工程があります。ここでは販売事業者が各自で登録・販売までするパターンと、サポートサービスを利用してスムーズに進める2つのパターンを紹介していきます。

各事業者によってShopeeに登録出店~売上を受け取るまでの方法

  • 1.セラーとしてShopeeに出店(登録)するには、まずShopee側に出店したい旨を下記メールへ伝えます。(crossborderjp@shopee.com)
  • 2.Shopee側から出店ニーズに合わせたサービスの案内や登録情報のフォームが届きます。
  • 3.審査をするため、商品カテゴリー・商品数・会社名などの基本情報をフォームへ入力し送信します。Shopeeセラーになるためには、展開する7つ(シンガポール・台湾・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン)のいずれの国であっても必ず審査承認が必要となります。
  • 4.審査終了後、販売する商品情報と写真をShopeeプラットフォームへ入力し、配送テストを行います。
  • 5.配送テストの完了後、いよいよ実際の販売が開始します。
  • 6.商品が売れた後の売上を受け取るための事前設定として、Shopeeプラットフォームの設定ボタンより外貨受取のPayoneer(ペイオニア)を登録します。入金された売上は、日本の銀行で日本円の引出しが可能です。

Shopeeの出品代行サポートに依頼する

Shopeeで出店したいと思っても社内に多言語に対応できるスタッフがいないことや、集客ノウハウ、戦略的なプロモーション方法が分からないなど悩む事業者も少なくありません。各事業者がイチから登録作業や各市場に適したアドバイスが可能となるため、出品代行サービスを行っている会社に依頼するのもスムーズかつ効果的にビジネスを進める方法の一つとして魅力的です。

出品サポートを行っているのはBeeCruiseで、Shopeeのパートナーとして越境ECを展開したい日本企業様向けの出店サポートを行っています。アカウント開設、次に各出店先国に合わせた言語をネイティブスタッフが商品説明を丁寧に翻訳、そしてShopeeサイトに商品を掲載と販売までの一連の流れを全てサポートしてくれるのは越境ECに慣れていない方にとってとても便利です。また、各国に合わせた商品掲載や配送対応などの運用方法もサポート行っています。

Shopeeにミニマムコストで出品するならBeeCruiseへお問い合わせください。
https://shopee.beecruise.co.jp/

5.まとめ

Shopee(ショッピー)について解説しました。

まとめると

  • Shopeeとは「東南アジア7カ国で展開されているアジア最大規模の越境ECサイト」
  • Shopeeで人気の商品は「美容コスメ/家電製品/おもちゃなどのホビー/ブランド品」
  • Shopeeの魅力とは「販売手数料が無料でコストを抑えながら6億人以上にリーチできる」
  • Shopeeへ出店・販売までの方法は「出品代行サポートでスムーズに行うことも視野に入れる」

です。

東南アジアでのECビジネスはブルーオーシャン戦略というべき魅力的な市場です。