海外SEO対策に強いコンサルティング会社4選|選ぶ基準まで詳しく紹介

海外のSEO対策とは、自社コンテンツを海外の検索エンジンにおいて検索結果で上位表示させ、集客を行うマーケティング手法です。自社コンテンツを海外へ広めたい企業から注目されており、多数の会社が参入し海外へ販路を広げています。

海外のSEO対策を実施するために、コンサルティング会社を探す企業は多いです。しかし海外のSEO対策ができる企業はネット上に多数存在するため、どの企業を選ぶのが最適か迷ってしまうでしょう。
そこでこの記事では、海外SEO対策を行うコンサルティング会社の見極め方から、海外SEO対策に強みがあるコンサルティング会社を4社紹介します。
途中、海外SEO対策のメリットとデメリットにも触れているのでお楽しみに。

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」の略語で、日本語では検索エンジン最適化を意味します。SEOではコンテンツ内容をGoogleやbingなどの検索エンジンが理解しやすいように、内部施策や外部施策を行い最適化します。

自社コンテンツに対してSEO対策をすれば検索結果で上位表示されやすくなり、自社サービスを知らない読者からのアクセスを増やすことができるのです。
なお検索結果の中で最もクリックされるのは検索順位が1位のページと言われています。そのため自然検索で自社サイトにたどり着いてもらうためには、上位表示できるSEO対策の実施が必要です。
SEOを実施すれば自社サイトへのクリック数増加が期待でき、売上拡大やサービスの認知になります。

海外SEO対策で必要な考え方

海外SEO対策で必要なのは、検索エンジンの考え方を理解することです。検索エンジンにはGoogleをはじめ、Bing、Baidu、DuckDuckGoなど様々な種類があります。
検索エンジンによって対策方法は変わりますが、ここでは各国で幅広く利用されている「Google」を例にお伝えしましょう。
GoogleのSEOの考え方は「キーワードを検索した人の検索体験を最大化する」です。つまり特定のキーワードの検索結果としてユーザーが満足できるように、コンテンツ制作をする必要があります。
ひと昔前のSEO対策は被リンクの大量設置やコピーコンテンツの作成など、テクニカルな方法でも上位表示が狙えました。しかし現代では検索エンジンの質が向上し、不正なSEO対策での上位表示は難しくなっています。
もし海外でGoogleの検索エンジンを軸にコンテンツ制作をするなら「キーワードを検索した人の検索体験を最大化する」ことを念頭に戦略を進める必要があります。
もちろん海外ではGoogleとは異なる検索エンジンが主流な国も珍しくありません。検索エンジンを選定する際は、自社のターゲットが多い検索エンジンを選定し、検索エンジンの考え方に沿ったコンテンツ制作を行いましょう。

海外SEO対策を行うメリット

海外SEO対策を行うメリットは3つあります。

  • 見込み客がサイトに訪問してくれる
  • 安定的に顧客の流入を増やせる
  • コストパフォーマンスが高まる

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

見込み客がサイトに訪問してくれる

海外でSEO対策を行えば、見込み客がサイトへ訪問してくれる可能性が上がります。SEO対策では、見込み客が調べるキーワードの検索結果に自社コンテンツを上位表示させることができるためです。

見込み客が調べるキーワードで上位表示ができれば、見込み客からのアクセスが必然的に増加するでしょう。

例えばキャットフードの購入希望者がターゲットの場合「キャットフード 安心」や「キャットフード 日本製」など、見込み客が検索しそうなキーワードを選定しコンテンツを制作します。

見込み客の検索ニーズからコンテンツを制作するSEO対策は、集客性が高いのが特徴です。

安定的に顧客の流入を増やせる

海外SEO対策を実施すれば、安定的に顧客から自社コンテンツに流入を増やすことができます。SEO対策の実施により一度でも上位表示に成功したコンテンツは、継続的な上位表示が期待ができるためです。

コンバージョン率が高い自社コンテンツを継続的に上位表示できれば、安定的な収益が見込めるでしょう。長期的に渡り安定した売上を確保したい企業にとって、SEO対策は最適なマーケティング手法です。

なお検索エンジンのアップデートや重複コンテンツと認識される、さらに一時的な順位変動などで順位が下がる可能性はあるので、定期的なメンテナンスは必要です。

コストパフォーマンスが高まる

海外SEO対策の実施によってコストパフォーマンスが高まります。SEO対策は自然検索結果からアクセスを集める手法で、集客にコストがかからないためです。

運用にコストがかからないSEO対策は、コストパフォーマンスが高く集客手法としてメリットが大きいです。

一方でリスティング広告を使った集客は広告費がかかります。コストがかかりますが、リスティング広告はSEO対策よりもユーザーに認知させるまでの即効性が高いです。

海外SEO対策を行うデメリット

海外SEO対策を行うデメリットは2つあります。

  • ・現地に合った言葉が必要
  • ・知識を吸収するために時間がかかる

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

現地に合った言葉が必要

海外でSEO対策をしたコンテンツ制作をするために、現地に合った言葉が必要になります。そのためコンテンツ作成には、現地の言語を使える制作者が必要です。
社内に現地の言語が使える制作者がいない場合は、現地語ができる外部ライターへの委託や海外SEOのコンサルティング会社への依頼が必要です。
なお制作時の注意点として、翻訳ツールを用いたコンテンツ制作は控えるのが良いでしょう。日本語を翻訳ツールで翻訳しても、直訳になるためユーザーに意味が伝わりづらくなるためです。
また現地語ができてもSEOに対する知識がないライターもいます。外部への委託時には、海外SEO対策の知識があるかどうかを見極めることが重要になります。

知識を吸収するために時間がかかる

海外でSEO対策を実施して成果を上げるために、自社で海外SEOに対する知識を吸収する必要があります。自社に海外SEOに対する知識がないと、ターゲットに合わないキーワード選定や、本来の目的と違うコンテンツ制作など需要のないコンテンツが出来上がるためです。

しかし一から海外のSEO対策における一連の流れを覚え実施するには、多くの時間がかかります。例えば、コンテンツ制作の流れは以下です。

  1. 対策キーワード作成
  2. 競合の調査
  3. コンテンツ作成
  4. リライト
  5. 効果分析
  6. リライト

対策キーワードの選定をひとつとっても、現地の言葉で市場の動向を調べてから適切なものを設定できる知識が必要です。
上記のような一連の流れを全て社内で完結するのは、海外のSEOに対する知識のない企業にとって難しいでしょう。

海外SEOにおけるコンサルティング会社の特徴

海外SEOにおけるコンサルティング会社は、自社コンテンツを自然検索結果で上位表示させるための改善案や施策について情報を提供してくれます。
コンサルティング会社は、自社のターゲットや方向性をヒアリングして海外市場の動向から分析し、自社コンテンツの課題を導き出してくれます。海外のSEO対策における戦略設計から、コンサルティング会社によっては運用の代行業務まで請け負う場合も。
またコンサルティング会社は、大きくパートナー型と指導型の2つに分けることができます。パートナー型は会社の課題を分析して改善が必要なポイントに的を絞り、アドバイスしてくれます。
一方、指導型はコンサルティング会社のノウハウを共有した上で徹底的に指導し、SEO対策を進めていく方法です。
自社に海外のSEO対策に対する知識が全くない企業は「指導型」を。すでに海外でSEO対策にてコンテンツを運用し、課題だけを抽出したい企業は「パートナー型」の選択がおすすめです。

海外SEOにおけるコンサルティング会社の見極めポイント4選

海外SEOにおけるコンサルティング会社の見極めポイントを4つ紹介します。

  • 金額だけを判断材料にしない
  • 被リンク対策に注意が必要
  • コンテンツの質は担保されているか
  • 検索エンジンのアップデートを認識しているか

それぞれ見ていきましょう。

金額だけを判断材料にしない

海外SEOにおけるコンサルティング会社を見極める際は、金額だけで判断しないようにしましょう。
SEO対策の経費はほとんどが人件費なので、金額が安いということはコンサルティング会社が人手をかけずにSEO対策を運用することと同義になります。
人員を使わずにできる海外のSEO対策には限りがあるため、安すぎるコンサルティング会社には注意が必要です。

被リンク対策に注意が必要

海外SEO対策のコンサルティング会社が行う被リンク対策には、注意しましょう。被リンクはGoogleの検索順位に影響する大切な施策です。
しかし被リンクをSEO対策で提案するコンサルティング会社の中には、自作自演で不正な被リンクを付けアクセスを集中させるスパムリンクの提案をする会社があります。
Googleからもガイドライン違反として言及されているので、注意が必要です。

コンテンツの質は担保されているか

コンサルティング会社が制作するコンテンツの質が、高いレベルで担保されているかもチェックしましょう。
コンサルティング会社が制作するコンテンツの質が担保されていない場合、海外SEO対策での上位表示が難しいためです。
コンテンツの制作を依頼する場合は制作されたコンテンツを一度確認し、検索ニーズを満たせているかどうかを自社で確認しましょう。とくに執筆単価が安いコンサルティング会社の場合は、コストが安い分コンテンツの品質が低下しがちなので注意が必要です。

検索エンジンのアップデートを認識しているか

海外SEO対策のコンサルティング会社を選ぶ際は、検索エンジンのアップデート情報を認識しているかをチェックしておきましょう。
海外のSEO対策で成果を上げるためには、検索エンジンのアップデートに関する知識が必須です。そのため日々変わる検索アルゴリズムの情報をコンサルティン会社が認識しているかを見極め、信頼できる店舗選びを行います。例えば、SEOの重要概念とされるE-A-T(専門性、権威性、信頼性)の重要性や、コアアルゴリズムアップデートなど、最新情報を把握しているかをチェックしてみてください。

海外SEOに強いコンサルティング会社4選

海外SEOに強いコンサルティング会社を4社紹介します。

  • アウンコンサルティング株式会社
  • ジャパンコンサルティング株式会社
  • インターアド
  • BeeCruise株式会社

それぞれ見ていきましょう。

アウンコンサルティング株式会社

  • 20年以上アルゴリズムを分析
  • 多言語のSEO対策に対応
  • SEMの実績は48カ国2000社以上

アウンコンサルティング株式会社は、フィリピン、シンガポール、ベトナム、タイに現地法人を設立し、ネイティブによるコンテンツ制作を可能にしています。
また国ごとに即した文化、習慣を考慮したコンテンツマーケティングが展開できるのが特徴です。アルゴリズムの分析を20年以上続け、SEO対策の知識に長けているため的確なアドバイスに期待ができます。
リスティング広告を含む運用経験も豊富なため、SEMの視点から総合的な提案が可能です。

サイトURL:https://www.auncon.co.jp/service/marketing/seo.html

ジャパンコンサルティング株式会社

  • 自社の強みを洗い出し提案
  • コンテンツを一から分析
  • 海外SEO内部対策のツールを設定

ジャパンコンサルティング株式会社は、日本とアメリカに法人を構える会社です。海外SEO対策では、ターゲットとなる国における競合他社の情報をリサーチして自社の強みを総合的に洗い出してくれます。
すでに既存のコンテンツを制作している企業においても、検索エンジンのアップデートに対して適切に対応できているかをチェックし、課題を提案します。
また海外SEO対策で必須となる「Googleサーチコンソール」や「Googleアナリティクス」の導入もサポートしてくれるので全くの初心者でも安心です。

サイトURL:https://www.j-consulting.co.jp/seo/

インターアド

  • 企画立案からサイト管理まで対応OK
  • GEOターゲティングが可能
  • 地域戦略に特化したSEO対策

インターアドは、韓国を拠点に活動する海外SEOコンサルティング会社です。コンテンツの企画から分析、キャンペーン管理まで対応してくれます。海外SEO対策をゼロからスタートする会社にとって安心して利用できるでしょう。またユーザーの位置情報から広告を配信するGEOターゲティングのサポートにも対応。SEMにも対応しているので広告を使ったマーケティングにも強いです。

地域戦略に特化したSEO対策を実施しており、ターゲットの国に合わせたキーワード選定ができます。

サイトURL:https://www.interad.com/jp

BeeCruise株式会社

  • 120ヵ国にサービスを展開
  • 影響力のあるインフルエンサーのアサインに対応
  • 海外マーケティングに関する総合的な提案が可能

BeeCruise株式会社は、日本国内に本社を置く海外SEO対策に特化したコンサルティング会社です。120ヵ国以上の国へサービスを展開しており、国ごとの地域特性に関する知識に長けています。
自社コンテンツを現地で認知してもらうためにインフルエンサーのアサインもでき、東南アジアや中国、北米などから最も自社に適したインフルエンサーを選定可能です。
また多言語でのSEM対策にも精通しているため、広告配信を行い現地のユーザーに的絞った訴求もOK。海外SEO対策のみならず、海外で自社コンテンツの認知を増やす方法を広い視野からコンサルティングができるで、迷ったら一度相談してみてください。

サイトURL:https://beecruise.co.jp/

まとめ

海外のSEO対策を実施すれば、海外の検索エンジンで上位表示され、見込み客からのアクセスを稼ぐことができます。またコンテンツの安定的な上位表示が期待できるので、自社の売上を大きく伸ばせるでしょう。
ただし海外のSEO対策には現地語やSEO対策実施の知識が必要不可欠です。海外のSEO対策実施を検討している企業は、海外のSEO対策に強みのあるコンサルティング会社を選定するのがおすすめです。
コンサルティング会社であれば、蓄積した知識と最新の情報で効率的に自社のSEO対策を進めてくれます。
海外のSEO対策に強みのあるコンサルティング会社を利用して、自社のサービスを海外に広げてみてはいかがでしょうか。

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BEENOSグループが創業以来蓄積してきたノウハウ・データを活用し、 BeeCruiseは日本企業の海外進出を応援します。

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