海外で実践できるSEO対策の方法を紹介。事前のチェック項目とは?

「海外で自社の商材を販売したい」
「海外の検索エンジンでSEO対策する方法を知りたい」

海外へ向けて自社の商材を販売していくために、海外の検索エンジンにおけるSEO対策の実施を検討される企業は多いです。
しかし海外のSEO対策がはじめての企業では、検索エンジンに認められる海外に合わせたサイト制作が上手くいかないケースが目立ちます。
この記事では海外マーケットで自社の商材を広めるために、海外SEO対策を行うメリット・デメリット、さらに具体的なSEO対策の方法まで詳しくご紹介します。

SEO対策とは?

海外SEO対策をより理解するために、SEO対策についてもふれていきましょう。
SEO対策とはSearch Engine Optimizationのことを指し、検索エンジンの最適化のことです。
公開するサイトを読者にとってより理解しやすく価値の高いものにすることで、検索エンジンの最適化につながります。
またSEO対策をすることで検索結果で上位表示されやすくなり、結果的に検索ユーザーを自分のサイトへ流入さることが可能です。
そんなSEO対策を海外で行う場合、どのような考え方が必要になるでしょうか。
次項では、海外向けのSEO対策に必要な考え方についてご紹介します。

海外向けのSEO対策に必要な考え方

海外SEO対策を実施するために、まずターゲットの国に合った検索エンジンを見極める必要があります。
日本では「Google」の検索エンジンが最も使用されていますが、中国では「百度(Baidu)」が最も使用率の高い検索エンジンです。
このように国によって効果的にアプローチできる検索エンジンは異なり、また検索エンジンの違いでSEO対策の定義も異なるため注意が必要です。
ただし、世界で利用されている検索エンジンは、アメリカやヨーロッパ、韓国やロシアなどの主要地域において「Google」が1位です。
SEO対策の施策を行う国によって検索エンジンの選定は必要ですが、ここでは分かりやすく「Google」の検索エンジンの考え方についてふれていきましょう。
「Google」ではユーザーの検索キーワードを重要視しており、「キーワードで検索した人の検索体験を最大化する」ことを念頭にコンテンツの配置がされています。
つまり、ユーザーの検索意図に最もマッチするコンテンツを上位表示することが「Google」のSEO対策においては重要なのです。

海外SEO対策を行うメリット

ここで海外SEO対策を実施するメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう。
最初は海外SEO対策を実施するメリットを3つの項目よりご紹介します。

  • 対策できれば低コストで安定的な集客が見込める
  • 現地に出向くことなく対策が可能
  • 集客数が多く日本よりも母体数が多い
    • 対策できれば低コストで安定的な集客が見込める

      海外SEOを対策するメリット1つ目は、対策することでユーザーが安定的に自然検索で流入し、広告費の削減につながることです。
      SEO対策で上位表示が出来ていれば、基本は継続した上位の表示順位が獲得できるため安定した流入が見込めるでしょう。
      そのため、広告費を継続的にかける必要がなく、コストの削減につながります。

      現地に出向くことなく対策が可能

      海外SEOを対策するメリット2つ目は、国内からSEO対策ができる点です。
      リアル店舗のような現地に向かい視察や店舗の出店などコストがかかることなく、Webページを利用し海外へSEO対策を実施することができます。
      ノウハウさえあれば、国内から海外のターゲットへ向けてマーケティングを展開できるのは、海外SEO対策の大きなメリットです。

      集客数が多く日本よりも母体数が多い

      検索ユーザーにおいては、国内と海外では圧倒的な母体数に違いがあります。
      そのため、SEO対策で上位表示を獲得できれば国内で集客を行うよりも検索ユーザーの獲得が数倍多く期待できるでしょう。
      またSEO対策のポイントとしてコンテンツの言語選定は、ターゲットとなる国に即した言語を使用するなど明確にすることが肝心です。

      海外SEO対策を行うデメリット

      海外SEO対策を行うメリットについて記載しましたが、一方で海外SEO対策を行うデメリットはなんでしょうか。
      ここでは海外SEO対策を行うデメリットを3つご紹介します。
      • 効果的なSEO対策までに時間とコストがかかる
      • 希望するSEO対策に至らないことも
      • 現地における言語の壁

      それぞれ順番に見ていきましょう。

      効果的なSEO対策までに時間とコストがかかる

      海外SEO対策のデメリット1つ目は、効果的なSEO対策までに時間とコストがかかる点です。
      たとえば、お伝えしたようなSEO対策における制作を自社内で完結する場合、少なくとも以下のような業務が必要になります。

  1. 対策KWの決定
  2. 競合の調査
  3. コンテンツ制作
  4. リライト
  5. 効果分析
  6. 2次リライト

ノウハウがない企業が一から海外SEO対策を実施すると、多大な労力と時間コストを社内で確保する必要があるでしょう。

希望するSEO対策に至らないことも

海外SEO対策のデメリット2つ目は、希望したSEO対策の結果に至らないケースがあることです。
お伝えしたようにSEO対策は正しく機能すれば効果的な集客につながります。
しかしSEO対策に注力しても、検索エンジンが自社のサイトを検索ユーザーにとって最適だと判断しなかった場合、希望の結果が得られないことを覚えておきましょう。

現地における言語の壁

海外SEO対策のデメリット3つ目は、言語の壁です。
海外ではその国のユーザーに適した言語を利用したサイト制作が必要になります。
そのため、海外SEO対策を行う際には現地語を学ぶ必要があります。
ちなみによく見られるのが翻訳機能を利用したサイト制作ですが、おすすめできません。
理由は日本語を翻訳機能で訳すと直訳となり、現地人が理解しづらいサイトが出来上がってしまうためです。
意味の通じる良質なサイトでなければ、海外SEO対策においても評価が下がってしまいます。

海外SEO対策を始める際のチェック項目

ここまで海外SEO対策におけるメリット・デメリットについてお伝えしました。
さらにここからは、海外SEO対策を始める際のチェック項目について具体的に8つご紹介していきます。

  • 現地の検索エンジンに合わせて最適化
  • 選定する言語を選ぶ
  • 現地に即したURLへの設定
  • 機械翻訳は使わない
  • 利用するサーバーの選定
  • 外部リンクの制限
  • アノテーションタグの設定
  • ジオターゲティングの設定

それぞれ詳しくみていきましょう。

現地の検索エンジンに合わせて最適化

海外SEO対策を始める際のチェック項目1つ目は、現地の検索エンジンに合わせて最適化することです。
お伝えしたように、アメリカやヨーロッパ、韓国やロシアなどでは「Google」の検索エンジンの使用率が1位です。
しかし、中国では百度(Baidu)や捜狗(Sogou)が主要な検索エンジンとして利用されています。
また、ロシアではYANDEX、韓国ではNaverなどのように2位以下の検索エンジンに一定のシェアがあるので、他の検索エンジンを視野に最適化するのもひとつです。
ターゲットに最もアプローチしやすい検索エンジンを選定してみてください。

選定する言語を選ぶ

海外SEO対策を始める際のチェック項目2つ目は、選定する言語の選択です。
以下は ビジュアルコンテンツ制作会社「Visual Capitalist」が公開しているインターネットで使用されている言語のランキングです。

  • 1位:英語(60.4%)
  • 2位:ロシア語(8.5%)
  • 3位:スペイン語(4.0%)
  • 日本語:8位(2.1%)

上記を見て分かるように英語でのサイトは、日本語の約30倍近くあることがわかります。
英語を使ったサイト制作するとその分競合が増え、上位表示が難しくなることが予想されます。
そのため、言語の選択をする際はライバルが少ない言語を選択するなど、対策するのもひとつです。

現地に即したURLへの設定

海外SEO対策を始める際のチェック項目3つ目は、現地に即したURLの設定です。
多言語を使ったサイトを国や地域に属するドメイン(ccTLD)1つのみで制作してしまうと、ターゲットとなる地域の検索ユーザーからのアクセスが難しくなります。
たとえば「jp」を使ったドメインを使えば日本に住むターゲットは狙えますが、アメリカ、カナダに住むターゲットへアプローチはできません。
多言語でサイトを構築し、さらに言語ごとにターゲットとなる地域からアクセスを獲得するためには、ドメインの設定が必要です。

具体的には、以下のようにURLの設定を行いましょう。

  • 現地のドメイン(ccTLD)を国ごとに区分
  • example.jp→「jp」部分を変更
  • サブドメインを言語・地域で分ける
  • ja.example.com→「ja」部分を変更
  • サブディレクトリを言語・地域で分ける
  • example.com/kr/→「kr」部分を変更

機械翻訳は使わない

海外SEO対策を始める際のチェック項目4つ目は、機械翻訳を使わないことです。
機械翻訳の使用はいくら翻訳機能の精度が向上しているとはいえ、お伝えしたように直訳になってしまいます。

そのため不自然な言葉でサイトが制作されることとなり、現地人は読みづらさを感じてしまうでしょう。
検索エンジンにおいても、品質の高いサイトとして認識されないため海外のSEO対策においてはネイティブレベルのサイト制作が妥当です。

利用するサーバーの選定

海外SEO対策を始める際のチェック項目5つ目は、利用するサーバーの選定です。
サーバーのエリアによってSEOの評価が異なるため、サイトをUPする自国のサーバーを選定するのが良いでしょう。
また、AWSなどの多数エリアで利用され信頼性の高いサーバーは、SEOからの評価に問題ないとされているのでおすすめです。
一方、日本のサーバーを海外サイトの運用に使った場合、海外からのアクセスによって一部のアクセス制限がかかるケースもあるので注意が必要です。

外部リンクの制限

海外SEO対策を始める際のチェック項目6つ目は、外部リンクの制限です。
日本からの外部リンクを受けすぎるとSEOにおいて悪影響の可能性が出るため、あまり受けないよう制限するのが最適です。
もちろん、外部リンクを受けること自体は評価の対象になります。
しかし外部リンクによるSEO対策は、アジア圏をのぞく海外ではあまり重要視されておらず、サイトの品質がより影響すると考えられています。
また、国内と同様に外部リンクを購入して付けるような行為はペナルティの対象ですので控えましょう。

アノテーションタグの設定

海外SEO対策を始める際のチェック項目7つ目は、アノテーションタグの設定です。
アノテーションタグとはサイトに作成された言語の違うコンテンツの構造を、Googleに認識させるために使うタグを指します。
多言語を使ったサイトを運営するのであればアノテーションタグの設定が必要です。
もし設定せずにいると内容が同じ重複コンテンツが含まれるサイトとして検索エンジンから認識されてしまい、SEOの評価が下がってしまう危険性があります。

ジオターゲティングの設定

海外SEO対策を始める際のチェック項目8つ目は、ジオターゲティングの設定です。
ちなみにジオターゲティングとは、特定のエリアをタ―ゲットにすることを指します。
海外SEO対策時に利用しているドメインが国や地域に属するドメインではない「gTLD」だった場合にジオターゲティングが必要です。

具体的な「gTLD」を以下に記載します。

  • 「gTLD」
  • .com/.net/.org/.edu/.gov/.mil/.int/.info/.biz/.name/.pro/.museum/.aero/.coop/.jobs/.travel/.mobi/.cat/.tel/.asia/.xxx

ジオターゲティングの設定は、Googleサーチコンソールにある「国によるターゲット設定ツール」の利用でGoogleへ伝えることができます。

海外SEO対策の流れ

ここまで海外SEO対策を始める際のチェック項目について記載してきました。
ここからは、海外SEO対策の流れについて詳しく4つの項目について記載していきます。

  • 対策キーワードの立案
  • 競合の分析・調査
  • コンテンツの制作
  • 効果の測定

それぞれ詳しく見ていきましょう。

対策キーワードの立案

海外SEO対策の流れ1つ目は、対策キーワードの立案です。
海外の検索エンジンにおいて、どのキーワードで上位表示を狙いたいかを明確にします。
たとえば「writer」か、「japanese writer」かどちかによって大きく制作内容が異なります。
前者はライターに関する知識全般を指し、後者は日本のライターについての情報の検索結果になるでしょう。
このように、ターゲットとなる検索ユーザーにどんな対策キーワードでアプローチしたいかを立案していくことからスタートします。
また対策キーワードでどれくらいの検索ユーザーがいるのか、Googleの無料ツール「キーワードプランナー」で調査が可能です。
対策キーワードとして施策する価値があるのか合わせて確認します。

競合の分析・調査

海外SEO対策の流れ2つ目は、競合の分析・調査です。
対策キーワードの決定後、対策キーワードで表示された競合についても分析する必要があります。
上位10位に属するサイトはSEO対策を実施するサイトの競合になるため調査を行い、競合が検索ニーズを正確に満たしているのか確認して対策することが肝心です。
また同じ対策キーワードでも検索結果は各国で異なるため、ターゲットとなる国の検索結果を調査・分析しましょう。

コンテンツの制作

海外SEO対策の流れ3つ目は、コンテンツの制作です。
競合の分析・調査した情報をもとに、競合のサイトに利用されている見出しを網羅し、さらに付加価値を加えたコンテンツを制作します。

また最も注意したいのが執筆者です。
お伝えしたように、日本語で書いたページを直訳するだけでは優良なコンテンツの制作は難しいためネイティブレベルの執筆者による執筆が好ましいです。
もちろん制作者がネイティブレベルの執筆者の場合でも、誤字脱字や文章の構成にミスがでることがあるので、校閲を行う人員配置がある方がより適切でしょう。

効果の測定

海外SEO対策の流れ4つ目は、効果の測定です。
コンテンツの制作が終了した後にウェブページを掲載、そこからSEO対策の効果測定は一般的に約2~3ヵ月が必要とされています。
効果測定では、「指定の検索エンジンで何位にランキングしているか」、「ページへの流入したユーザー数」などを測定対象とします。
もし、サイトの効果測定において期待どうりの結果が得られない場合、コンテンツのリライトを適宜行いましょう。

海外SEO対策の注意ポイント

海外SEO対策の流れを記載しました。

さらにここでは、海外SEO対策の注意ポイントについて2つをご紹介します。

  • スピードテストの実施
  • サーチコンソールでの定期的なチェック

それぞれ順番にお伝えしましょう。

スピードテストの実施

海外SEO対策の注意ポイント1つ目は、スピードテストの実施です。
海外ではインターネット環境が整備されていない地区も多く、自社サイトが上手く表示されているかどうかを注意しておく必要があります。
確認方法は、Googleが提供している「Test My Site」でチェックができます。

また、Test My Siteの前提は3G回線であり、海外におけるインターネット回線が3Gが主流である点も覚えておきましょう。
検索ユーザーへストレスのないサイト表示ができることは、SEO対策にもつながります。

サーチコンソールでの定期的なチェック

海外SEO対策の注意ポイント2つ目は、サーチコンソールでの定期的なチェックの実施です。
自社サイトのエラーは、海外の順位に影響が大きいため注意が必要です。
たとえばリンク先のページが消失することによるエラーなど、細かい点においてもサーチコンソールでサイト内でのエラーを確認することが大切です。

海外SEO対策を依頼するなら

海外SEO対策を外部に依頼する際は、以下2つの選択肢が考えられます。

  • 現地人へ直接依頼
  • 海外SEO対策ができる代行会社へ依頼

それぞれ見ていきましょう。

現地人へ直接依頼

海外SEO対策を実施する際に、現地人への直接依頼をするのもひとつです。
お伝えしたように現地で直接ライターを雇用してSEO対策を実施するなど、現地語に対応可能であれば低コストで海外のSEO対策を講じることができます。
ただし、海外ライターの管理は自社で行う必要があり、また海外ライターのスキルに依存してしまうことが考えられます。
ノウハウを持つ企業であればコストカットの面でおすすめですが、初心者にはおすすめできません。

海外SEO対策ができる代行会社へ依頼

海外SEO対策は、海外SEOに知見がある国内の代行会社へ依頼する方法があります。
代行会社の利用であれば、海外SEO対策のノウハウがない企業でもトータルの業務を委託することが可能です。
たとえば、現地ライターの管理からコンテンツの運用、効果分析、リライト編集まで細かくサポートしてくれます。
海外SEO対策は、ノウハウがあった場合でも競合が多いマーケットへの参入が必要なため失敗する確率も高まります。
しかし、代行会社であれば今までの経験や市場の動向のプロであるため、成功につながりやすい側面があります。
もし海外SEO対策でお悩みであれば、WEBマーケティングに強いBeeCruiseにご相談ください。

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まとめ

海外SEO対策で重要なのは、どれだけキーワードで検索した人の検索体験を最大化できるかです。
検索体験を最大化するためには、前提として検索ユーザーが読みやすく得になるサイト制作が重要です。
SEO対策につながるサイトを制作するためには、検索ユーザーの検索意図を正確に読みとき現地語でわかりやすいコンテンツを投入しなければなりません。
もし海外SEO対策にノウハウがないとお悩みであれば、効果的なSEO対策を行うために代行会社の利用がおすすめです。
代行会社であれば自社で時間を捻出することなく、スムーズな海外に向けたSEO対策が実施できます。

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