海外インフルエンサーマーケティングの費用は安い?相場から依頼方法まで

「自社の商品やコンテンツを海外へ広げたい」
「海外のインフルエンサーマーケティングの費用相場は?」

自社のコンテンツを海外マーケットへ展開する際に、費用対効果の高いインフルエンサーマーケティングを実施する企業は多いです。
しかし、インフルエンサーマーケティングは、依頼する企業や個人ごとに価格やサービス内容が大きく異なります。

選択を誤ると成果につながらず大きく損失を被ることも。
そこでこの記事では、海外のインフルエンサーマーケティングの費用相場をお伝えし、海外のインフルエンサーマーケティングで成功するための活用事例まで詳しくご紹介します。

インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーマーケティングとは、主にSNSで影響力を持つ団体や個人に自社サービスを紹介してもらい、ターゲットの行動や態度に変化を促すマーケティング手法です。
ひと昔前は、テレビ、雑誌で芸能人やアーティストによる宣伝がほとんどでした。
しかし、情報発信できるコミュニティが増えたことで、現在ではYouTubeやブログ、Twitterなど、登録フォロワー数が多い個人がインフルエンサーとして活動をしています。
そんな影響力のある個人のインフルエンサーを起用したマーケティングは、ターゲットとの距離感が近く、行動につながりやすいメリットがあります。
また、フォロワーは情報を発信しているインフルエンサーと趣味趣向が偏りやすいことも特徴の一つ。
つまり、フォロワーはインフルエンサーごとにグルーピングがされており、自社商品のターゲット層を抱えるインフルエンサーを選べば、効果の高いマーケティングができます。

海外のインフルエンサー活用のメリット

インフルエンサーマーケティングについてご紹介しましたが、海外のインフルエンサーを活用するメリットはどんなものでしょうか?
ここでは、以下2つの海外インフルエンサー活用のメリットについてお伝えします。

  • フォロワー数が圧倒的
  • 国内マーケットとの差別化ができる

フォロワー数が圧倒的

国内と海外では、インフルエンサーのフォロワー数に圧倒的な違いがあります。
以下は、フォロワー数を国内と海外で比較したものです。

Youtuber チャンネル登録数

【日本】
1位 キッズライン♡Kids Line ※非公開:推定1230万人以上
2位 せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii:998万人
3位 はじめしゃちょー:917万人

【海外】
1位 T-Series 言語/インド:1.82億人
2位 Cocomelon – Nursery Rhymes 言語/英語:1.11億人
3位 PewDiePie 言語/英語:1.1億人

Instagram フォロワー数

【日本】
1位 渡辺直美:952万人

【海外】
1位 Cristiano Ronaldo:2,810万人(※Instagramアカウントを除く)

Twitter フォロワー数

【日本】
1位 前澤友作:1,094万人

【海外】
1位 Barack Obama:12,943万

※2021年5月現在

数字で比較すると、フォロワー数は海外のインフルエンサーが圧倒的に多いです。
理由の一つに、日本のインフルエンサーのフォロワーは、ほとんど国内に依存しているのに対し、海外のインフルエンサーは共通言語の利用で国内外からの視聴者を獲得しやすいことが挙げられます。
例えば、媒体ごとに違いはありますが、言語の壁を超えやすい英語を利用したインフルエンサーのフォロワー数は全体を通して多い傾向に。
つまり、他国のインフルエンサー、とくに英語を利用したインフルエンサーへ依頼することで、全世界へマーケットを拡大できる可能性もあるのです。

国内マーケットとの差別化ができる

海外インフルエンサーを活用すれば、国内マーケットからの差別化ができます。
例えば、日本の総人口は令和3年1月時点で1.255億人。
すでにある顧客数にも限りがあり、シェアを競合他社と取り合ったところで売上は頭打ちしてしまうでしょう。
しかし、海外に目を向けると、アメリカは2019年時点で日本の約3倍の3.282億人です。
海外マーケティングを実施していない企業を出し抜き、国内マーケットからの脱却を図るのであれば、海外インフルエンサーの活用は検討の余地があると言えます。

海外のインフルエンサー活用のデメリット

一方、海外インフルエンサーを活用するデメリットは、どんなものでしょうか?
ここでは、海外インフルエンサーを活用するデメリットについて以下2つよりご紹介します。

  • 直接依頼するには語学が必要
  • インフルエンサー選びでつまづきやすい

直接依頼するには語学が必要

インフルエンサーへの依頼は、直接SNSを通じて交渉できるメリットがあります。
ただし、依頼時には当然インフルエンサーの使う語学を必要とします。
インフルエンサーの活用には、自社の商品やコンテンツについて詳しく理解してもらうことがかかせません。
伝える言葉ひとつで、方向性が大きくズレることに注意が必要です。

インフルエンサー選びでつまづきやすい

インフルエンサーの選定は、効果的なマーケティングをするために大切です。
自社のイメージに合うインフルエンサーでないと、宣伝効果は半減してしまいます。
例えば、ゲーム投稿でファンを獲得しているインフルエンサーに、美容商品を定期的に紹介してもらった場合はどうでしょう。
関連のない投稿が増えればインフルエンサーの信頼性度が下がり、美容商品のブランディング低下にもつながる可能性が高いです。
インフルエンサー選びで失敗しないための対策には、海外インフルエンサーをつなげる国内企業の活用がおすすめ。
国内企業であれば自社のコンテンツを十分に理解し、適切なインフルエンサーを海外から選定し、キャスティングをしてくれる確率が上がるためです。

インフルエンサーマーケティングの種類は主に3つ

インフルエンサーマーケティングを活用するために、主な種類について確認しておきましょう。
インフルエンサーマーケティングの種類は主に以下3つです。

  • 商品ギフティング型
  • 現地訪問型
  • コンサルティング型

順番にみていきましょう。

商品ギフティング型

商品ギフティング型は、インフルエンサーに自社の商品やコンテンツを体験してもらい、感想をSNSへ投稿してもらう手法です。
企業側は商品を送るだけで完結するため、インフルエンサーとはオンライン上のやり取りだけで済みます。

現地訪問型

現地訪問型は、紹介したい店舗やイベントにインフルエンサーを直接招き、現地での体験や感想を投稿してもらう手法です。
商品ギフティング型と異なり、店舗やイベントの場所ごとに旅費や滞在費などがかかります。
ただし、実際に利用してもらうことで、企業側が見えていない訴求ポイントのリアルな体験を投稿できることからよりターゲットに響きやすい特徴があります。

コンサルティング型

コンサルティング型は、インフルエンサーのセンスやトレンドを見極める力を活かし、自社のコンサルティングを行ってもらう手法です。
例えば、新メニューや商品開発、さらにイベントアイデアに至るまで立ち上げから参加を依頼でき、既存の考えにはないアプローチを立案することができます。
また、インフルエンサーからのコンサルティングだけでなく、日本の企業を介したコンサルティングも同様にノウハウを吸収可能です。
とくに、海外マーケティングについて初参加の企業は、コンサルティング型を利用することで情報やノウハウを学びながら実施できるメリットがあります。

インフルエンサーマーケティングの費用相場

インフルエンサーマーケティングの費用相場について以下の種類ごとにご紹介します。

  • 【例題①】商品ギフティング型にかかる費用
  • 【例題②】現地訪問型にかかる費用
  • 【例題③】コンサルティング型(中間企業)にかかる費用

また、国内のインフルエンサーへ依頼する費用の相場は、フォロワー単価が2円~4円と言われており、SNS投稿1回ごとにフォロワー数×2円~4円です。
それぞれの例題に当てはめて費用相場を確認していきましょう。

【例題①】商品ギフティング型にかかる費用

商品ギフティング型でかかる費用の相場は以下です。

  • 依頼するインフルエンサーの数:1名
  • フォロワー数:10万人
  • フォロワー単価:2円

10万人×2.0円×1名=20万円

起用する人数が増えるごとに料金は上がります。

【例題②】現地訪問型にかかる費用

現地訪問型でかかる費用の相場は以下です。

  • 依頼するインフルエンサーの数:1名
  • フォロワー数:10万人
  • フォロワー単価:2円
  • 交通費・宿泊費・アクティビィ費・時間拘束費:約10万(※国内の場合)

10人×2.0円×1名+約10万=30万円

商品ギフティング型と比較すると、追加で現地への交通費や宿泊費、アクティビィ費、時間拘束費などがかかります。
また、海外インフルエンサーに国内イベントへの参加を依頼する場合は、さらに経費がかかることが予想できます。

【例題③】コンサルティング型(中間企業)にかかる費用

国内のコンサル企業を通してインフルエンサーを起用する場合の費用相場についてご紹介します。

コンサルティング型(中間企業)にかかる費用の相場は以下です。

  • 依頼するインフルエンサーの数:1名
  • フォロワー数:10万人
  • フォロワー単価:2円
  • コンサルティング料(月額):約30万

10人×2.0円×1名+30万=50万円

請け負う企業が複数あるので一概には言えませんが、投稿やコメント返し程度であれば2万~30万程度が多く、分析などのコンサルを任せる場合は30万~が相場です。

また、インフルエンサーをつなげるコンサル会社がプラットフォームを利用する場合、プラットフォーム代として、ここからインフルエンサーへの報酬の30%程度がかかります。

海外のインフルエンサーマーケティングの費用相場

海外のインフルエンサーマーケティングの費用相場は、フォロワー数によって異なります。

フォロワー数の区分は以下です。

ナノインフルエンサー:1,000〜10,000人
マイクロインフルエンサー:10,000〜50,000人
ミッドティアインフルエンサー:50,000〜500,000人
マクロインフルエンサー:500,000〜1,000,000人
メガインフルエンサー:1,000,000人~

例えば、ツイッターとインスタグラムの1投稿に対する料金を当てはめた場合、以下のようになります。

ツイッター

ナノインフルエンサー:2〜20ドル
マイクロインフルエンサー:20〜100ドル
ミッドティアインフルエンサー:100〜1,000ドル
マクロインフルエンサー:1,000〜2,000ドル
メガインフルエンサー:2,000ドル~

インスタグラム

ナノインフルエンサー:10〜100ドル
マイクロインフルエンサー:100〜500ドル
ミッドティアインフルエンサー:500〜5,000ドル
マクロインフルエンサー:5,000〜10,000ドル
メガインフルエンサー:10,000ドル~

区分されたフォロワーの中でも、投稿あたりの料金帯に大きな幅があることがわかります。
依頼する際のポイントはどれだけフォロワー数がいるかよりも、自社との親和性や投稿ごとのリーチ数、フォロワーの男女比なども分析が必要です。

海外のインフルエンサーマーケティングへ依頼する方法3選

海外のインフルエンサーマーケティングへ依頼する方法は以下3つです。

  • 海外のインフルエンサーへ直接連絡を取り依頼する
  • 国内の海外インフルエンサーマーケティング企業を利用する
  • マッチングプラットフォームを利用する

順番に詳しくみていきましょう。

海外のインフルエンサーへ直接連絡を取り依頼する

海外インフルエンサーへ直接の依頼は、中間企業へ支払うコストが発生しないため安価に済み、しかもスピード感のある柔軟な依頼ができます。
しかし、インフルエンサーの選定や報酬交渉、投稿の確認、費用対効果の分析など、全ての作業を自社で行う必要があります。
運営スタッフの時間コストも考慮して検討するのが良いでしょう。

国内の海外インフルエンサーマーケティング企業を利用する

海外のインフルエンサーマーケティングを行うために、海外のインフルエンサーとつなげてくれる国内企業の利用があります。
企業の設定するプランにもよりますが、ほとんどの作業が代行可能です。
メリットは、日本語でのコミュニケーションが取れるので、ミスがなく自社商品のマーケティングに最適なキャスティングを行ってくれる強みがあります。
また、スケジュールや効果分析、費用対効果からの再提案までトータルサポートも依頼できます。

マッチングプラットフォームを利用する

マッチングプラットフォームとは、インフルエンサーと企業をつなげるマッチングサイトのことです。
マッチングプラットフォームに情報を登録すれば、機能性の高いツールによって自動で自社に最適なインフルエンサーを選定してくれます。
また、ダッシュボード機能の活用で、簡単にインフルエンサーの管理や効果分析ができる点も嬉しいポイント。
ただし、利用には使用料がかかり、スケジュールや効果分析を次につなげるには、自社にある程度ノウハウが必要です。

国内企業が海外のインフルエンサーマーケティングを利用した成功事例2選

国内企業が海外のインフルエンサーマーケティングを利用して成功した事例について以下2つをご紹介します。

  • 株式会社リッチェル
  • 任天堂株式会社

それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

株式会社リッチェル

株式会社リッチェルは、マレーシアでインフルエンサーマーケティングを行い成功した企業です。
起用したインフルエンサーは、現地のマレーシア人ではなく、マレーシアで知名度のある吉本興業の芸人「KLキンジョー」さんでした。
現地のインフルエンサーではなく日本人を採用したことで、日本のブランド力を前面にPRでき、購買への信頼につながったことが成功の理由です。
海外のインフルエンサーマーケティングにおいて、起用する人材がポイントになることが再認識できる事例と言えます。

任天堂株式会社

ゲームで有名な任天堂株式会社は、コロナ禍の中でも売上を拡大しています。
売上を伸ばし続ける理由の一つに、各国の有名インフルエンサーを使ったマーケティングが挙げられます。
世界にファンを増やし続ける任天堂は、一般的なCMやTVの他にもSNSの活用がファンを増やせることを理解しているのです。
また、任天堂は、キャラクター自身がインフルエンサーの役割を担えることから、Youtubeに英語専用のアカウントを公開、顧客の購買行動につなげています。

まとめ

海外のインフルエンサーマーケティングにかかる費用や事例まで紹介しました。
インフルエンサーマーケティングは宣伝効果が高く、上手く運用すれば売上拡大を安価に済ませることができます。
もし、自社の商品やコンテンツをさらに広げたいのであれば、海外のインフルエンサーマーケティング活用をおすすめします。
海外インフルエンサーの情報発信する力を上手く活用して、ビジネスを成功させましょう。

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