BeeCruiseがインバウンド販売・越境ECに取り組む 会員企業限定の情報交換会を開催!

BEENOS株式会社(東証一部:3328)の連結子会社で、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruise株式会社(以下「BeeCruise」)は、越境ECの売上拡大の支援を目的として、越境ECに取り組む企業の施策情報の共有やモデル成功事例の紹介を行う「海外進出コンシェルジュ情報交換会」を8月19日に開催いたしました。

当日は、約5社が来場し、現在取り組む上での課題やパネル企業の事例について耳を傾けました。第一部では、取り組み事例のご紹介として、メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を運営する株式会社ゾフ、社会現象を巻き起こした人気アニメ「エヴァンゲリオン」の版権管理を行う株式会社グラウンドワークス:、BEENOS株式会社の連結子会社でグローバルファッションECモールの運営を行うFASBEE株式会社が登壇し、越境ECの活用やECでの購買につなげるためのプロモーションについて取り組んでいることを紹介しました。

■ 第一部
株式会社ゾフ 鈴木一輝氏
「店舗インバウンドの取り組み事例」

Zoffでは、インバウンド顧客への取り組みとして、越境ECサービスを導入しています。これまで、国内で当社ブランドをご利用いただく際に、課題としては大きく2つ、「言葉」と「納期」の問題がありました。それにより、接客に時間を取られ、さらには売り逃しにもつながっていたといいます。
これらの課題を改善し、今後さらなる増加が見込まれるインバウンド客への販売力を強化するため、通訳サービスを導入し、定型文での簡単なご案内や、通訳オペーレーターとの直接の会話で、売り逃しの削減と回転率の向上を実現しました。また、海外配送
サービス「転送コム」を利用することで、納期のかかる商品でも、納品後120か国の国や地域への配送を可能にし、海外旅行客を取り込むことが出来るようになりました。

 

株式会社グラウンドワークス: 神村典子氏
「国内リアル店舗事例と海外イベント出展事例」

私共は、「エヴァンゲリオン」というアニメのライセンス管理を行っており、オフィシャルストアの営業やグッズの販売も行っています。インバウンド客への取り組みとしては、実店舗では免税顧客に対してノベルティを配布していますが、ノベルティは単なる顧客へのインセンティブではなく、現在はSNSなどとも連動して拡散されるといった効果も見受けられ、有効な施策となっています。
また、作品そのものの認知度を上げるため、アメリカとフランスのイベントに参加しています。アメリカではイラストの入った商品を販売、フランスでは日本文化として見せるなど、国ごとに興味関心は異なるので、それぞれの客層にあったグッズやステージを用意することで売上につなげています。

 

BeeCruise株式会社 奥村公一
「台湾向け現地イベント×WEBマーケティングについて」

グローバルファッションECモール「FASBEE」は、2019年7月にグランドオープン、オープニングプロモーションとして、台湾にてプレス向けイベントを行いました。
サービスローンチに伴うプロモーションとしてイベント内では、SNS上でのキャンペーンや現地メディア、販促キャンペーンを組み合わせた施策を実施しています。ECでの購買につなげるためには、例えば認知を目的とした単一の施策だけではなく、複合的なコミュニケーションの導線設計によりユーザーをまとめて呼び込む「厚みのある施策」を重要視しています。また、行った施策から得られた結果データを基に、改善を行い展開することで、ユーザーの獲得を図っています。

 

■第二部 情報交換会
第二部では、各社の取り組みや現在抱えている課題の共有のため、情報交換会を座談会形式で行いました。情報交換会はワークショップを織り交ぜながら開催、「インバウンド対策/越境EC販売を行うことになったきっかけ」、「取り組み中の施策、もしくは取り組み予定の施策について」、「会社の越境ECやインバウンド等海外市場に対する方針や見解」、「インバウンドや越境ECなど施策を実施する際に社内をどう説得しているか?」、「今後の展望や目標について」など5つのテーマに沿って進行しました。参加者からは、「データ・情報不足」や、「言語障壁」という課題について意見が寄せられ、各企業が自社の事例を基に、課題を共有する姿やアドバイスを行う姿などが見受けられました。情報交換会に参加した企業のご担当者様からは、海外進出について「常に準備、取り組みを行っていく必要が
ある」という前向きな声が見られ、今後の取り組みとして海外ユーザーからのニーズについて、ケーススタディを実施したいという意見や施策を積極的に実施し、インバウンド数増加を期待したいという声が多く寄せられました。

参加者の声

・他社の取り組み、今後の施策を知ることができて良かった
・同じ課題を持っていることがわかり、議論できて有意義だった
・越境ECレポートは貴重なデータとしてありがたい。
・様々な課題解決のアプローチ方法を知ることができて勉強になった。

【イベント概要】
タイトル:「インバウンド販売・越境ECに取り組む企業様のための情報交換会」
開催日時:2019年8月19日(月)15:30~18:00
開催場所:東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー6F  BeeCruise株式会社

内容:
インバウンド販売・越境ECに実際にお取り組みされている企業様の事例を取り上げつつ、
「なぜ海外に目を向けたのか?」「現状の取り組み内容」「今後の方針・展望」など
海外展開にまつわる様々な情報・意見交換会を実施。

海外進出コンシェルジュサービスプランについて

BeeCruiseでは、日本企業の海外進出サポートとして、今回実施した情報交換会を含めた
「海外進出コンシェルジュサービス」を展開いたします。会員メニューは、越境ECに取り組む企業様向けと
リアル店舗でのインバウンド対策に取り組む企業様向けの2種類あり、それぞれ、越境ECでの購買データ提供や、翻訳サポート、リアル店舗での海外配送支援を実施、月額1万円でご活用いただけます。

海外展開は、データも情報も少なく難易度が高いと考えられています。弊社も含め、企業様同士で情報共有することで課題解決を行い、海外進出へのハードルや成功確度を上げる取り組みの場づくりを行います。

情報交換会の参加対象は、海外進出コンシェルジュメニュー会員様のみとなります。
※メニューにお申し込みいただいた会員企業様のみ、ご招待させていただいております。

情報交換会もしくは、海外進出コンシェルジュメニューにご興味のある方は

以下の連絡先までお問い合わせください。

〈本件に関するお問い合わせ〉

BeeCruise株式会社営業部担当者問い合わせ窓口
hori_y@beenos.com

【BeeCruise株式会社の概要】
BeeCruiseは、BEENOSグループの「経験値」「ネットワーク」「データの蓄積」といった3つの強みと新たな「テクノロジー」を駆使し、主に既存事業の成長を加速化させるための取り組みと新規事業の開発を行っております。 2019年6月よりBEENOSグループの持つグローバルマーケティングノウハウを活かしたグローバルマーケティングの専門組織を設立、日本のコンテンツや商品、エンタメを世界に拡げるため、日本企業や自治体のサポートを行っております。

(1)社 名 : BeeCruise株式会社
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 直井 聖太
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 2017年10月
(5)資 本 金 : 100百万円

以上

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世界中のユーザーに日本の商品を届ける クロスボーダーコマースを展開する

BEENOSグループが創業以来蓄積してきたノウハウ・データを活用し、 BeeCruiseは日本企業の海外進出を応援します。

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