~越境ECを利用する海外のお客様800名にアンケート~ 93%以上が、「アフターコロナ以降も越境ECを利用したい」

2022年に突入し、今後の越境ECはどのように変化していくのでしょうか?
今回はBEENOSグループが実施した、越境EC 流通総額No.1(※1)の海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)https://buyee.jp/を利用されている海外のお客様約800名への「越境ECの利用意向」に関するアンケートを紹介します。

新型コロナウィルスによる影響で、2021年も訪日が制限されインバウンド消費が打撃を受ける一方で、越境ECは伸長しており、BEENOSの海外向け購入サポートサービス「Buyee」の2021年第4四半期の流通総額は前年同期比51.2%増(※2)と過去最高を更新し、アメリカ、台湾からの流通も増加しました。

越境ECを利用する理由は?アフターコロナ以降は越境ECはどう変化する?

コロナ禍で注目される越境ECですが、海外のお客様はなぜ越境ECを利用されているのでしょうか?また、アフターコロナ以降の利用意向はどう変化するのでしょうか?越境ECに関するアンケートを「Buyee」を利用する海外のお客様約800名(アメリカ、中国、マレーシア、イギリス)に実施しました。今回のアンケート結果を発表することにより、BeeCruiseは日本企業が「海外に挑戦」するための一助となることを目指します。
※詳しい結果のダウンロードはこちら:https://marketing.beecruise.co.jp/documents/document07/?utm_source=bcrblog&utm_medium=questionnaire&utm_campaign=pr202201

 

【越境ECの利用意向 調査結果】

■イギリスでは76%以上、各エリアで半数以上がコロナ以降、越境ECの利用が増加

「コロナ以降(2020年1月~)、越境ECを利用する回数は増えましたか?」という質問に対しては、半数以上がコロナ以降に越境EC利用が増加したと回答しました。特に、アメリカ、マレーシア、イギリスのお客様は約7割の方が増えたと回答しています。コロナ以前より越境ECの利用が浸透している中国だけでなく、アメリカとイギリス、マレーシアいったエリアにも越境ECの利用が広がったことがわかる結果となりました。

■越境ECの購入理由は、「自国で購入できないから」が最多で約8割

「越境ECを通してでも、日本の商品を購入したい理由を教えてください」という質問に対しては「自国で購入できないから」が最多で約8割となりました(複数回答)。訪日が制限されていることから日本でしか購入できない、日本のECでしか流通していない商品がオンラインで購入されています。その他、品質の高さも海外で評価を受けており、日本製品に対する信頼度の高さが伺えます。

■日本の商品の情報源は、twitter、WeChat、facebook、YouTube

「日本の製品を購入する際に、参考にしている情報があれば教えてください。」という質問に対してはアメリカはtwitter、中国はWeChat、マレーシアはfacebook、イギリスはYouTubeと各国で特色ある結果となりました(複数回答)。アメリカ、マレーシア、イギリスではYouTubeが共通して利用されており、3割以上のお客様が挙げています。
一方、自国のニュースなどを参考にしている方は少なく、twitter、facebook、YouTubeという世界共通のプラットフォームから日本の情報を参考にしていることわかる結果となりました。

■93%以上が、「アフターコロナ以降も越境ECを利用したい」と回答

「コロナが明けて訪日できるようになっても、越境ECを利用したいですか?」という質問に対しては93%以上が、「アフターコロナ以降も越境ECを利用したい」と回答しました。コロナ禍をきっかけに越境ECを利用した人々の多くは自宅に居ながらにして日本の商品を手にできるオンライン利用の利便性の高さに魅力を感じ、継続の意思が高いことがわかる結果となりました。

■アフターコロナの越境ECで購入したいものは、エンタメ関連品・リユース品

「アフターコロナで、日本の越境ECで何を購入したいですか?」という質問に対しては、アメリカは「本・CD・DVD・エンタメ」、マレーシアとイギリスは「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」といったエンタメ関連がトップになりました(複数回答)。一方、中国はリユース品がトップで、サステナブルに対する意識の高さが見て取れます。
「Buyee」ではエンタメジャンルや、今回のアンケートでも人気が高いファッションジャンルの流通額が大きく、越境ECにおける二大ジャンルとなっています。さらに、オークションサイトやフリマアプリとも連携しており、一般流通では入手しづらいリユース品も海外のお客様から人気の高い商材となっています。

■84%以上が、「訪日後のリピート買いに越境ECを活用したい」と回答

「訪日した後、越境ECで気に入った商品などをリピート買いしたいと思いますか?」という質問に対して、84%以上が「訪日後のリピート買いに越境ECを活用したい」と回答しました。DXが進み、従来はインバウンドで購入していた商品の多くがオンラインで購入でき、自宅で受け取ることが可能になっています。コロナ禍の巣ごもり需要は越境ECの利用を後押ししましたが、この時に体験した越境ECの利便性の高さから、その後もリピート買いをしたいと考える方が増加する結果になりました。

■2026年には4兆8,200億USドルまで拡大が見込まれる越境EC市場

 越境ECで流通を伸長させるためには、各国に合わせたプロモーションが必須

アンケート結果の「訪日後の越境ECでのリピート購入の意向の高さ」や「アフターコロナ以降の越境ECの利用意向の高さ」より、今後も越境ECでの流通伸長が期待されます。経済産業省の「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」で紹介されているFacts & Factors.の発表データでは、越境EC市場は将来的にも拡大が見込まれ、世界の越境EC市場規模は2026年には2019年の6倍以上である4兆8,200億USドルにも達すると見込まれています。

越境ECで流通を伸長させるためには、ECサイトの越境化だけでなく、プロモーションが必須となります。アンケート結果でも日本の商品の情報源は各国で異なっており、越境ECを展開する際もターゲット国によってプロモーションをかけるプラットフォームを変えていく必要があり、そのプラットフォームに合わせた施策としてKOL活用やライブコマースなどを組み合わせて展開していくことが求められます。

また、越境ECでの購買意向が高かったエンタメジャンルの変化として、アニメやドラマなどが配信サイトで世界同時配信されるなど各国のトレンドと世界のトレンドが相互作用するようになったことが挙げられます。共通プラットフォームによる世界同時配信やリアルタイムの多言語での翻訳化、ボーダーレスなファンコミュニティによって、ヒットの時差は縮まり、各国のトレンドと世界のトレンドが相互に影響を与えるようになりました。それによって、国内だけでなく世界で同時に販売できる「EC=グローバル」がさらに重要になりました。

エンタメに限らず、あらゆるジャンルでさらにDXが進み、越境ECの利用も伸長していくと期待されています。市場の変化や消費傾向を捉えて、縮小する1億の国内マーケットから、拡大する74億のグローバルマーケットへ挑戦してみませんか?越境ECの導入は月額4,950円から対応可能で、タグ1つで越境ECが開始できるサービス(Buyee Connect)もあり、ハードルも非常に低くなっています。

 

■海外のお客様約800名に聞いた越境ECの利用意向調査

 完全版のダウンロードはこちら

https://marketing.beecruise.co.jp/documents/document07/?utm_source=bcrblog&utm_medium=questionnaire&utm_campaign=pr202201

 

【調査概要】
・調査対象:海外向け購入サポートサービス「Buyee」のお客様
∟アメリカ、中国、マレーシア、イギリス
・調査人数:789名
・調査期間:2021年9月
・調査方法:オンラインアンケート
・調査主体:BEENOSグループ

 

<Buyee、およびBuyee Connect導入をお考えの方のお問合せ先>
BeeCruise株式会社
https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/
※プロモーション支援も承ります。

 

■越境ECに関するお役立ち情報の無料ダウンロードはこちら
https://marketing.beecruise.co.jp/documents

 

(※1)国内越境EC 年間流通総額 No.1
該当サイトにおける海外個人を対象とした日本から海外への年間流通総金額。東京商工リサーチ調べ(2021年5月時点)
https://beenos.com/news-center/detail/20210607_bns_pr/
(※2)2021年第4四半期(2021年7月1日~9月30日)のBuyeeにおける流通総額の前年同期比
(※3)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」を合わせた数字、2021年9月末現在

>世界中のユーザーに日本の商品を届ける クロスボーダーコマースを展開する

世界中のユーザーに日本の商品を届ける クロスボーダーコマースを展開する

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